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2012年02月09日

宇宙を木工(黙考?)する

高校の同級生のM君から、息子さんの小学校入学を前にしての学習机と、そしてベッドのオーダーメイドの問い合わせをもらったのが昨年秋のこと。ベッドは、送料や専門性を考慮して、M君がかねてからご用達の広島の木工所にお任せ。

でもベッドにも僕の仕事がありました。
「ベッドヘッドに子どもが描いた宇宙の絵を象嵌してくれないか?」とのこと。
送ってもらったその5歳児の息子さんの絵は、太陽系あり、天の川あり、夏の大三角形あり、はやぶさあり、のとてもいい絵でした。その絵を、ベッドヘッド用にアレンジしたのがこれ↓


新しく入れたドローイングソフトの使い方がいまいちまだ分かっていないので、こんな感じですが、なんか楽しくなってきました。
5歳児とのコラボレーションでワクワク・ドキドキです(でも加工技術的にはとっても難しいゾ!どうする?!)!  

Posted by 森の樹 at 21:51Comments(0)オーダーメイド

2012年01月31日

春の美術の祭典『沖展』入賞

昨年は、自分が代表を務めた「ウッディ・ビエンナーレin沖縄」と日程が重なったため、とてもじゃないけど出品できなかった『沖展』。

二年ぶりに彫刻部門に出品しました。こちらがその作品
(なんで、木工部門に出品しないのか、という話はまた後で)




ギリギリまで、なにを制作するのか構想が固まらず、「うーん、出品料は高いし、お金にならないし、やめよっかなぁ~」という悪魔の囁きを断固として拒否して「とにかく出す。それは決定事項」ということだけを自分に言い聞かせていると不思議なもの、イメージがどこかの時点で固まります。
タイトルは「誠実な人」。
まあ、なにもひねりがなくて、単純明快(ひとひねりをする余裕無し)
直接的にヒントになったというか、モデルになったのは、前沖縄防衛局長の田中聡氏。ご存知「犯す前に犯すよ、って言いますか?」と辺野古基地建設のための環境アセスメントの沖縄県への提出時期についてコメント。田中氏は更迭されたけど、実際の環境アセスメントは深夜に運び込まれました。なので、BGMはマイルスの「ラウンドミッドナイト」がいいです(FB友達だけに分かる話)。

というわけで、とりあえず、制作過程から完成品までの写真をば。
まずは、部材を磨き上げたとこ。



顔の表情は、なぜか、昔の会社の軟派の先輩の顔に似てきてしまう・・・(KENちゃん、まさかこのブログみてないですよね・・・)。って今時の人になっている、田中氏の前任&後任でこんど更迭の真部氏にも似ている。真部氏の顔、これを製作中には知らなかったんですけどね。うーん。



着色後組み立てたところ。ちょっと下半身がお下劣ですが、テーマがお下劣なものでいかしかたなく・・・上品な僕の本意ではないのですが・・・

少しだけ、テーマにひねりと奥行きを出すために、手にはカオナシ(copyright by 宮崎駿)の仮面を持たせました。

というわけで、完成品を審査会場である沖縄タイムスの社屋に運び込みました。





「誠実な人」というタイトルは「沖縄の皆様にご理解いただけますよう・・・」と政府の閣僚や官僚の皆さんの常套句にしてもよかったのですが、それだとあまりにもストレート。
たぶん、職場にも地域にもどこにでもいるでしょう。どちらにしても、ひねりのないテーマでしたが、まあ、アートは謎解きではないので。

さてさて、審査結果でしたが、新聞によりますと「浦添市長賞(特別賞)」を受賞したようです。グランプリの「沖展賞」を獲るつもりでいたのですが、「沖展賞」は該当者なし。同じ業界(木工)の友人の小橋川剛右君が二席の「奨励賞」を受賞されたようです(おめでとう!)。でもちょっとだけ悔しいかな。

まあ、ファインアートの作品は、年に一度(ときどきお休み)の楽しみです。3作目での入賞は良しとしましょう(っていうか、習作も作らないで、いつもぶっつけ本番でいいのか、って話)!3月の「沖展」の開幕が楽しみです。  

Posted by 森の樹 at 20:54Comments(0)アート

2012年01月22日

やっと畑仕事

昨年の夏が終わり、夏野菜の収穫を細々と続け、気がつけば秋風、そしてミーニシが吹く季節となり、畑は草茫々のまま。





12月に入り、これではいけないとやっとのことで畑を耕し、有機堆肥と鶏糞を撒いたものの、その後の長雨・・・。




というわけで、正月明けに、再度耕し、畝を作り(もちろん、すべて手作業です)、キャベツ、ブロッコリー、アルゼンチン菜、ちしゃ、トマト(桃太郎)、ミニトマト、大根、かぼちゃ、ほうれん草、アスパラガス、人参などなど、苗を植え、種を撒きました。季節的にちょっと違うな、というものもありますが、そこは沖縄、まあなんとかなるでしょう。すでに大根とほうれん草は元気な芽があちこちから生えてきました。

収穫が楽しみです。


  

Posted by 森の樹 at 21:28Comments(0)日々の暮らし

2012年01月17日

初仕事は製材しまくり!

お正月を挟んで、工房森の樹始動しました!

初仕事は、大製材大会!



2重フォトフレームの50個分。アカギと琉球松をそれぞれ50個分づつの材料を作りました。
こうして出来上がりをみるとたいした量には見えませんが、実は、



こういう端材や



こういう板から製材するのでとても大変なのです。
写真の材のアカギは割れ、陥没、虫食いが多いので、歩留まりは50%を切ります。哀し。
(で、なかなか手に入らないこのアカギの端材や板は、大先輩のYさんに無理を頼んで譲っていただきました。ありがとうございました)



お次は、琉球松の箸の仕込み100膳分。




同じく箸ですが、こちらはリュウキュウウラジロカシ。同じく100膳分



最後は、画家のお客様から、フォトフレーム20個のご注文分。

というわけで、製材大会に丸々3日間費やしてしまいました。
製材後に木はまた曲がったり反ったりするので、早めに製材して、しばらく置いておかなければなりません。なので、やるときには一挙にやっつけてしまいます。

でもこれで、とりあえずは一息つきました。ぜえぜえ・・・。  

Posted by 森の樹 at 22:06Comments(0)制作の現場

2012年01月14日

謹賀新年

あけましておめでとうございます。
ってもう、中旬ですが・・・

年末年始は、恒例の岡山の高松稲荷の実家のお手伝い。さすがお正月の初詣の人出はすごいです。




これは6日の朝早くの本殿前。さすがに6日のこの時間だと人もパラパラ。しかし、もうしばらくすると会社の団体を含めやはりすごい人がひしめき合います。




実家の「民芸・喫茶さのや」。珈琲、ぜんざいが美味しいのでぜひお立ち寄りを




わが実家ながら、なかなかいいお店です。今からこの「さのや」さんのHP作りも。




今年のお正月は、なんと高校と中学のプチ同窓会を開いてもらいました。昨年夏の高校の同窓会とfacebookが縁となり、昔の友人達と次々と交流が再開しつつあります。会った瞬間に、30年の月日が埋まり昔のままの気軽さで話せるのが不思議です。30年間で喋った以上の岡山弁をこの2日間で喋りました。でも二日酔。うっぷうっぷ。
幹事のWジュンコさん(ふたり)、ありがとうね!




というわけで、煙たなびく吉備の里(写真は同窓会に向かう時に写した夕暮れの古墳です)を9日に離れ、沖縄に戻って参りました。

handicraft森の樹は11日から仕事始め。
新年早々お得意様からたくさんのご注文をいただいたり、彫刻の新作を考えたり、自身のHPのブラッシュアップや実家のHP作り、とありがたい忙しさ。なかなかペースを取り戻すのに苦労していますが、そろそろエンジンを噴かせます(って遅いか!)。

今年が皆様にとって少しでもいい年になりますように!  

Posted by 森の樹 at 12:15Comments(0)日々の暮らし

2011年12月25日

Happy Xmas

昨日は師匠の工房ベルウッドにて、クリスマス&お誕生日ぱーりー!飲めや歌えやで大騒ぎ!楽しかったけどお約束の二日酔いでうっぷうっぷ。
写真はジョンレノンのHappy Xmasで踊る皆さん。僕もこの後一緒に踊りました。ぜえぜえ。





So this is Xmas
And what have you done
Another year over
And a new one just begun
And so this is Xmas
I hope you have fun
The near and the dear one
The old and the young

A very Merry Xmas
And a happy New Year
Let's hope it's a good one
Without any fear

And so this is Xmas
For weak and for strong
For rich and the poor ones
The world is so wrong
And so happy Xmas
For black and for white
For yellow and red ones
Let's stop all the fight

A very Merry Xmas
And a happy New Year
Let's hope it's a good one
Without any fear

A very Merry Xmas
And a happy New Year
Let's hope it's a good one
Without any fear
War is over, if you want it
War is over now

(by John Lennon)
  

Posted by 森の樹 at 20:13Comments(0)日々の暮らし

2011年12月22日

HPリニューアルしました。

やっとのことで、工房のHPをリニューアルしました。
古いHPが壊れて放置したまま、数年が経ってしまいました。
細かいところはこれからいくつも修正しますが、とりあえず再スタートです。
一度ご覧になってくださいませませ。
この新しいHPを作成するに当たり、友人で、超多忙なWEBデザイナーのD.T氏に多くのアドバイスと技術サポートをいただきました。多謝!
http://www.handicraftmorinoki.com/



  

Posted by 森の樹 at 22:27Comments(3)

2011年12月20日

Arts&craft

先日書いた「やんばる展選抜移動展」のインスタレーションコーナーに出品した森の樹ツリー。
実は、会場の床から飛び出ている配管の目隠し&危険防止のために配置しました。



写真手前側の木の帽子掛けが「森の樹ツリー」です。
実は、3年前に沖展の彫刻部門に出品した「ナマコの胎児」(写真↓)のスクラップ&再利用。



十数本のにょきにょきと生えるナマコの胎児を一本一本分解し、帽子掛け(ハンガー)に作り変えました。機能からして、背の高いもの(一番大きいサイズは2m強)から順番に売れていき、最後に小さいほうから4つが残りました。やんばる展移動展にはその4つが役に立つことに。

ところが、まったく商売抜きのこの出品だったのですが、このなかで一番大きなものは、やんばる展絵画部門の重鎮のおひとりKY先生が「いくらなの?買うよ」とのこと。
2番目と3番目は、やはり重鎮のおひとりYさんが、「じゃあ私は二つ。ハンガーにしてもいいけど、そのままオブジェにしようかな」とのこと。



一番小さいサイズは、以前にも紹介した漆喰のお面(↑)を作られているK夫妻から「とても気に入りました。後日工房に伺いますので」とのこと。

というわけで、昨日、工房にお越しいただきました。陶芸を修行したとてもお若い素敵なご夫婦です。
「帽子掛けにとてもいい、と思って」とのことでしたので、
「じゃあ写真送ってくださいね」とお願いしたところ、すぐに送っていただきました。



「こんな感じで帽子をぶら下げてみました。いかかですか?
木のぬくもりが部屋にマッチして大満足です。
貴重な作品を売っていただき本当にありがとうございました。」

とのこと。ありがとうございます!写真のように、生活の中での実用プラスアルファ(潤い?ぬくもり?)の役に立てたようで作者としては嬉しい限りです。

商売抜きの縁が縁を呼び、思いがけず、「ナマコの胎児」の子供たち(?)はすべて完売致しました。
人生面白いですね!  

Posted by 森の樹 at 21:15Comments(0)小物

2011年12月14日

寄木のキーホルダーとストラップ

家具を作ると端材が沢山出ます。放っておくと知らず知らずのうちに自己増殖して、いつの間にか工房から溢れ出てしまいます。

なので端材は、心を鬼にして
1)焚き火の燃料にする
2)炭焼きの原料にする
というのが一番の対処方法なのですが、それでも「これはもったいない」「これは何かに使えそうだ」ということで、やはり増殖していきます。そこで、厳選して
3)フレームや箸など小物の材料にストックする
4)それだけでは片付かないものは、無理やり小物をひねり出して製品化する
ということを定期的に行っております。

今回もそういうお話。かねてから引き合いのある、キーホルダーと携帯ストラップづくり。
まずは、端材を寄木に加工するため、厚みと幅をそろえて細かく製材します。下の写真の奥の方が接着前の製材したピース。



次に、ひとつひとつの板をきれいな色の組み合わせになるように貼り付け。今回は、赤色のアカギ、クリーム(黄)の琉球松、白と黄色の椎の三種の組み合わせ。写真のようにボンドをつけてクランプで押さえつけ固定しますが、この写真の方法は、うまく締まらなくてNG。別の方法で圧着しました。




圧着の終わったピースを再度手押しカンナで平面を出した後、昇降盤で厚みを決め、横切り昇降盤で同じ長さにカットしたところ。




同じ幅と長さの寄木のピースを、今度はひとつひとつベルトサンダーで面をカットしていきます。デザインが一番決まる工程なので、いろいろ試行錯誤してサンプルを作っていきます。




完成した携帯ストラップ。直線のものと、角ばったティアドロップ型の2パターン。




こちらは、金具を取り付ける前のキーホルダー。こちらは4ヶ所を斜めにカットして、ちょっと面白い線を出しました。

というわけで、大量のストラップと大量のキーホルダーが生まれましたが、端材は、というとちっとも減っておりませんです。  

Posted by 森の樹 at 19:32Comments(2)小物

2011年12月11日

アジアンテーストの杉のテーブルセット

家具の材料として、主に沖縄県産の琉球松、クスノキ、センダン、樫、アカギの無垢材を使用しています。でも、時々、杉材を使った家具も作ります。

というより、個人的には杉は好きなんです。
加工が楽、というだけではなくて、杉の持っている優しさ、温かさ、そして何より素朴さ、そしてどんなスタイルにも合うところも。塗装もペンキを使ってラフな感じはもちろん、漆を使って落ち着いた仕上がりも可能です。

以前にうずくり仕上げの座卓を制作しましたが、同じ時期に作った、アジアンテーストの杉とガラスのテーブルセット。





今回、名護市でのイベント展示会場で一目惚れいただき、恩納村のNさん宅に無事に嫁入りしました。
座卓だと座ったり立ったりがしんどくなった、ということで、ご覧のように和室でのご使用です。フローリングでももちろんですが、こうして和室にもぴったり。あつらえたように収まりました。もともと4人がけですので、6人がけにするために、一人用のスツールを2つ追加ご注文いただきました。

杉の家具は、木そのものの価値や良さで勝負するのではなく、あくまでデザインの良し悪しが問われますので、腕の見せどころでもあります。また、新しいデザインで杉の家具に挑戦しようと思います。  

Posted by 森の樹 at 17:51Comments(0)机・テーブル

2011年12月08日

バジルバジル

夏野菜が台風で軒並みやられて生き残ったのが、1本のオクラとアフリカンバジル。
オクラは、その1本で、我が家の食卓のオクラ需要を上回る収穫をもたらしてくれました。

バジルは、草に埋もれて放置プレイ。
先日遅ばせながら、冬野菜の用意のため久々の畑仕事をした際、そのバジルの収穫をしました。





これで、一苗からの収穫の半分です。両手で一抱え。





丁寧に葉っぱをより分け、よく水洗いして





とりあえずは、お昼ご飯にバジルとベーコンのスパゲティ(2倍盛り!:肉体労働なのでお昼ご飯はいつも山盛りです)をば。湯気がたってホカホカ。マイウー。

で、残りの沢山のバジルはとても葉っぱとしては消費できなので、食後の瞑想をした後にバジルペーストづくり。

まずはたっぷりの塩でよく揉んで灰汁抜き。
後は、にんにく二片、粟国の塩、胡椒、オリーブオイルと一緒にミキサーでグルグルガーガー。





無農薬有機栽培手づくり自家製バジルソースの出来上がり!しばらくは、美味しいバジルスパゲティを楽しめます。ふふふ。

  

Posted by 森の樹 at 20:55Comments(6)日々の暮らし

2011年12月04日

芸術の秋その2

やんばる展選抜移動展、本日をもって終了しました。なかなか楽しかったです。

昨日は、出品者の交流会。
那覇マラソンを翌日(今日)に控えた稲嶺名護市長もご挨拶。



「名護市は普天間移設問題ばかりで有名になってしまった。つまらん!ほんとうは、日々の生活の中でこういう楽しいことをどんどんやっていきたいのよ。やんばる展には、若い頃、その創成期に職員として携わった。作品の管理のため泊り込みで徹夜徹夜もした。手づくりのイベントだったけどほんとに楽しかった。これから、楽しい街づくりをやっていきたいので皆さんよろしく!」

みたいな意味の挨拶をされた。おっしゃるとおり!われわれは、すばらしい市長を得ました。




「やぎのはなこ」 今帰仁村のSNさんの作品。素敵です。



こちらは名護市のMKさんの漆喰のお面。華奢で可愛らしい若い女性とは思えない生命力溢れる作品。聞けば仕事場が、ご近所。MKさんご夫妻の方からも僕の作品を「好き」と言っていただきました。まいどおおきにでやんす!

予てから計画中の書道入門もこの機会に素敵な先生との出会いがありましたし、やんばる展絵画部門の大御所の一人、宮城一夫先生からも「今度コラボで展示会しようね!」というお言葉もいただきました(展示品もひとつお買い上げいただきました)。ありがとうございます。

というわけで、実りの芸術の秋でしたぁ。  

Posted by 森の樹 at 22:56Comments(0)アート

2011年12月01日

今日からやんばる展移動展

11月に行われたやんばる展。今日から選抜移動展が名護市中央の公設市場2Fにて開催されました。僕の本職は木工なのですが、今年のやんばる展本展より、絵画・彫刻部門からお誘いがあり、立体造詣として出品しています。
今回も、「変なモノをいろいろ持って来てくれ」ということで、変なモノをいくつかもって行きました。
展示会場は、もともと飲食店用に作られたテナントスペース。奥は調理場として換気フードやら、排水の配管やら凸凹。しかし、そこはアートな方々。その凸凹スペースをそのままポップアートのインスタレーションの空間にしちまえ!ということで、搬入・セッティングの様子。





入り口側は、通常の絵画の展示スペース。




あれやこれや喧々諤々の末、なかなか愉快なスペースが完成しました。





私の馬君も楽しそうに嘶いています。





会場の前から名護十字路をパチリ。田舎町の寂れた中心街そのものですが、でもなぜかアジアの臭いもほんわかと漂ってくる気がします。




記 
やんばる選抜移動展
日時:12/1日~4日 午前10:00~午後7時まで
場所:名護公設市場2F特設会場


  

Posted by 森の樹 at 22:07Comments(0)アート

2011年11月24日

魚の時計いろいろ!

handicraft森の樹のブログは、長い間、excite blog上に「もりもり日記」として書いてきましたが、思うところあり、こちらに引っ越してきました。

「もりもり日記」は工房主宰の佐藤康司の独り言的なブログでもあったのですが、こちら「森の樹つれづれ日記」では、より工房の仕事、つまり木のこと、制作のこと、作品のことを中心に紹介していきたいと思っています。

第1弾は、最近のお仕事としての魚の彫り物&魚の時計!




こちらは、ご存知マンタ!縦横それぞれ1m近くの大きな時計です。先月高校時代の友人からの注文で制作したのをきっかけに、少しだけリサイズ(小さくしました)して。大きいけれども優雅な雰囲気の時計です。



夏の浜釣りの帝王。タマン(ハマフエフキダイ)。ほとんど夜釣りですが、一挙に竿まで持っていくそのスピードとパワーが人気。僕は残念ながらまだ釣り上げたことがありません。



沖釣り中心ですが、ここやんばるでは、陸からでも。巨大なマンビカー(シーラ)。



どうも、ナポレオンフィッシュと間違えられますが、イラブチャー(ナンヨウブダイ)。ちょっとデフォルメがきつすぎました。



とっても美味しい高級魚のミーバイ(ハタ)。1mを超す巨大な種類から、20cmくらいのイシミーバイまでいろいろ。でもどれも美味しいっす。

あと、ガーラ(ヒラアジ)も作ったのですが、写真を探し中。

こういう手道具を持って手が作る仕事はとても楽しいのです。
  

Posted by 森の樹 at 22:53Comments(2)木の時計

2011年10月15日

書斎作ります!

ずっと以前から、森の樹をご贔屓にしてくださっている沖縄国際大学の美人教授Iさんより、ご注文をいただきました。

以前は研究室の本棚やご自宅の座卓の制作の注文をいただきました。今回は、「自宅の一部屋を書斎としてバージョンアップさせるので、パソコンを置いて、プリンターも置いて、書類を広げてそれでも余裕がある大きな机と、本棚をお願いします」とのこと。材は琉球松、仕上げは素材を活かしてクリアで。

というわけで、大きな幅の琉球松の2枚接ぎの板を仕込んでいる間、まずは、キャスター付の引き出し制作から。





部材の加工が終わって仮組み





仮組みその2。ばっちりです。





で、本体はその後サンダーで仕上げて本組みをして、この写真はすでに引き出しの加工中。





というわけで、できました。引き出しの取っ手はアカギで。
これで奥行きも高さも60cmとけっこう大ぶりの引き出しです。このあとキャスターの取り付けも。





机本体も、ハイ出来上がりました(っていつの間に?)
幅1800cm、奥行60cmとダイニングテーーブル並の大きさです。この広さがあれば、書類も資料もあれもこれも全部広げてジャンジャンバリバリ仕事が出来るでしょう!





本棚もこのとおり。





というわけで教授宅に納品しました。まるで測ったようにぴったり!って、もちろん事前に測っていたのでした。
でも、デザインを含めての収まりは寸法とはまた別問題。いかがでしょうか?

3年ほど前にも、別の方の書斎(=仕事場)のすべての家具を注文制作したことがあります.
納品後のお客様の仕事の効率、居心地の良さを提供できるかどうか、というプレッシャーもありますが、作り手としてはその分とてもやりがいのある仕事です。   

Posted by 森の樹 at 00:00Comments(0)机・テーブル

2011年08月25日

最近のお仕事

残暑お見舞い申し上げます。

内地ほどではありませんが、沖縄もまだまだ暑いです。これからもまだ夏が続く沖縄と内地の気温が次第に逆転していく頃ですね。

さてさて、しばらくご無沙汰でしたが、最近のお仕事をいくつか。





こちらは、西海岸の高級リゾートホテル様からのご注文。このホテルで結婚式を挙げられたお客様へのリピートプレゼント。フレームのサイズは葉書大ですが、縦横どちらもそのまま飾れるように、フレームが2重になっています(大変な手間隙がかかります)。内側の材は琉球松。外側はアカギ。スペインと沖縄の海と太陽をイメージしています。2ヶ月以上にわたる打ち合わせと、数度にわたるサンプルの作成を経て、とちあえず50セットの納品を行いました。とても精密な作業が延々と続きエネルギーを使いました。
作品の詳細についての紹介は、ホテル様からのGOサインが出てから改めて。年内にさらに50セット納品の予定です。





こちらは、電子制御部品のメーカーから。ナチュラルテイストのギターアンプです。とりあえずの試作品としてホワイトパインで。蟻組みで、とのご注文でしたが、このサイズだとテンプレートが使えないので、鋸と鑿での手作業で加工しました。やわらかいホワイトパインですが、こういう細かい作業では逆に難しい。



ホワイトパインでの試作品納品後、続いて、琉球松でのご注文もいただきました。同じ松(針葉樹)ということでやはり小さな割れが出やすいのですが、松の中では最も硬い部類の琉球松、美しく仕上げることが出来ました。堅いので音もいいはず。次回は、木目が素直で堅い桜での制作を提案しています。





こちらはなんでしょう?
木材から新たに樹を再生?





前の記事にある「木育キャラバンinユッカヌヒー」のイベントに合わせて、被災地への支援を呼びかける「えがおのツリー」です。木育キャラバンの実行委員長の土屋様からのご注文でイベント直前の徹夜仕事でした(^○^;)





沢山の方がご協力してくださり、花満開!!
この後、他のイベントやクリスマスでも活躍する予定とのこと。

というわけで、木育キャラバンの報告も兼ねて「最近の仕事 その2」へ続きます。   

Posted by 森の樹 at 00:00Comments(0)小物

2011年06月20日

うづくり仕上げの杉の座卓を納品しました。

お木楽屋の入居するテナントビル”Plaza-f”の入り口の立て看板をご覧になり、先月ご来店いただいたM様。6月に再度ご来店され、うずくり仕上げの杉の座卓をご購入いただきました。

「家を新築したので、いくつかの工房や工芸フェアを見にいったんですけど、どうもピンとくるものがなかった。先月美浜に来たとき偶然見つけた「木の家具 お木楽屋」の看板に惹かれて、覗いてみたらいい感じの家具が沢山ありました。新築の家は、設計段階から家具は作りつけの収納式にしたんですが、なんだ、こんなにいい家具があるんだったら、とちょっと後悔しています」

と、おっしゃていただきました。ありがとうございます。
上記のように、家具のほとんどは作りつけ、とのことですが、和室用の座卓を探していらしたようです。





ご覧のようにきれいに収まりました。

ご購入の決め手は軽さ。
無垢の材を使ったテーブルはどうしてもある程度重たくなります。でも、杉だと話しは別。ずいぶんと使いやすい重さで制作できます。
とはいえ、「杉だと安っぽい」というイメージも同時にあって、よくてカントリー調か居酒屋風でしょうか?

でもでも、そこはデザイン次第で美しく仕上げることも出来るはず。
80mm幅の板を渦巻状にホゾ組みすることで天板を作り、表面はざらざらの風合いをだすためにうずくり仕上げにしました。脚の色は朱でアクセントをつけて、ちゃんと和風の座卓となりました。





引越しのお手伝いの美しいご友人の皆様と一緒に写真を撮らせていただきました。中央奥が、M様です。実際に生活の中で使い込んでいただく中で、また、味わいが出てくると思います。
ありがとうございました。   

Posted by 森の樹 at 00:00Comments(0)座卓

2011年06月05日

オールドグリーンの杉の棚

お木楽屋のオールドグリーンの杉の棚をご覧になった、那覇市壺屋でやちむんとクラフトのお店「craft house Sprout(スプラウト)」のオーナーのGさんからお電話。

「お木楽屋で見たあの緑の棚が気になってしょうがない。お店のサイズに合わせて作ってください」とのこと。

Gさんは、以前のmokumoku時代からのお知り合い。mokumokuのメンバーの木の時計や箸などの小物もたくさん扱ってくださっています。

お店に伺い寸法の確認をした後、制作、納品いたしました。

ところが、採寸時に、収まる場所の棚板の出っ張りに気がつかず、ほんの1,2mmがどうしても入りません。色もご希望と少し違ったので、持ち帰りということに・・・。

工房で側板を外し、全体もペーパーをかけなおして再塗装。





今度は無事に収まりました(って、お店の棚板を少しだけ削らせてもらいました(汗)。

今回は壁置きですが、両面正面ですので、お部屋の真ん中でパーテーションとしても使えます。
Sproutでもご覧ください。   

Posted by 森の樹 at 00:00Comments(0)棚・チェスト

2011年06月03日

オーダーメイドのセンターテーブル

先日クスノキとセンダンのチェストを納品した、岡崎市のS様のもうひとつのご注文。
センターテーブルとしても使える、TVボード。

天板は変わった形の一枚板をご希望。
在庫のそうした板の写真、森林組合や製材所も数箇所回り、
クスノキ、琉球松、イジュ、ホルトノキなどなど、いくかの写真をお送りしました。





選ばれたのはこちら。実は最初に送った写真の中の一枚のクスノキ。
枝分かれのY字の付け根の部分が美しい模様を描いています。
(実は、上記のイジュの板を選ばれるだろうということを勝手に予想し、写真だけではなく、実際に板そのものを仕入れてきて、平面出しの加工までしていたのでした・・・)

まあ美しさで、このクスノキの板が選ばれたのも納得。





天板の下には、棚が入っています。
曲線の足に棚をつけるので少し苦労しました。
ここにはDVDプレーヤーが乗ったり、センターテーブルの時にはお洒落な雑誌が乗ったりするのでしょう。

S様からは
「さきほど、テーブルが届きました。
出来あがりがとてもいいので、使うのがモッタイナイ(^-^)
家族みんなで触ってます。気持ちいい~(●^o^●)
思いどおりの物を作っていただき、本当に有難うございました。
感謝します。
今度は、お金を貯めて沖縄のお店に行きたいと思います。またいつか・・・・」

とのメールをいただきました。
こちらこそありがとうございます。
沖縄へ来られることを楽しみにお待ちしています。   

Posted by 森の樹 at 00:00Comments(0)机・テーブル

2011年05月07日

オーダーメイドのチェスト

以前HPを通じて、ふくろうの掛け時計をご注文いただいた愛知県のSさんより「娘のお祝いにチェストをプレゼントしたいのだけどもオーダーメイドで作れますか?」とのお電話をいただきました。
もちろん、お作りします。

というわけで、ファックスと電話でなんどか打ち合わせをして、GOサイン。
本体はクスノキ、引き出し前板はセンダンを使用することになりました。
板から寸法に合わせておおまかに木取りをして、2週間ほどのシーズニング(板のひねりを予防するための養生期間)





そうしてシーズニングが終わった材を本加工します。チェスト本体の加工が終わったところ。





仮組みをして、いろいろチェック。





こちらは、引き出しの部材の加工が終わったところ。
全部あわせると大変な数の部材です。
なので、重い・・・。この重さが・・・。





無事組みあがり、第1次塗装。引き出し前板は、S様のリクエストで下から上にグラデーションで濃くなっています。
この後、仕上げ磨きをして、仕上げ塗装。





あまりに重いので、運送屋さんの配達に時間がかかりましたが(船便になりました)、無事到着。可愛い娘さんとハイチーズ。早速写真を送っていただきました。
S様からは、もうひとつ、くすのき一枚板のTVボード兼センターテーブルのご注文をいただいており、そちらは現在制作中です。納品後また。   

Posted by 森の樹 at 00:00Comments(0)棚・チェスト